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2024/04/19 ミコトッキーブログ
【今期初】トキのヒナが生まれました!
令和6年4月19日(金)8時6分
今期初となるトキのヒナのふ化を確認しました!
4月18日(木)の朝にはハシ打ち(※)が始まったことを確認しており、
職員一同ヒナのふ化を心待ちにしていました。
ふ化したヒナは約40日後には巣立ち(両足が巣から出ること)をし、
その後まもなく自分でエサを採るようになります。
これからの成長が楽しみですね!
※ハシ打ちとは
クチバシでつついて卵の殻を破る行為です。
ヒナは卵から出るために、卵の内側から自分のクチバシを使って殻を破るんです。
応援したくなりますよね!
ちなみに、ハシ打ちが始まってから大体32~36時間で殻を破り終え、ふ化します。
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2024/04/05 ミコトッキーブログ
トキ近似種(トキの仲間)の産卵について
出雲市では、特別天然記念物のトキの他に、トキ近似種(トキの仲間)も飼育しています。
現在飼育しているトキ近似種は次のとおりです。
①アフリカクロトキ 11羽
②ムギワラトキ 1羽
③ショウジョウトキ 7羽
④シロトキ 2羽
⑤アンデスブロンズトキ 4羽
⑥アジアクロトキ 1羽
このトキ近似種は出雲市トキ学習コーナー(朱鷺会館の西隣にあります)で見ることができますよ!
さて、トキ近似種も今が繁殖期となっていて、3月21日にアフリカクロトキが今季初めて産卵しました!
4月4日現在、アフリカクロトキの卵が8個産まれています。
👆アフリカクロトキの卵
👆トキの卵
2つを見比べると、同じトキ科の仲間でも殻の色が全然違いますね。
トキ近似種についても、ニュースがあればブログで発信していきますのでお楽しみに!
<告知>
8月頃にトキ近似種のエサやり体験を計画しています。
詳細が決まり次第、またホームページでお知らせします。
皆様のご参加をお待ちしています!
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2024/03/29 ミコトッキーブログ
今シーズン(令和6年)初産卵
出雲市トキ分散センターで飼育しているトキが産卵しました。
COペアが、3月18日と3月20日に産卵しました。
1個目の卵は破卵しましたが、2個目の卵は順調にいけば、4月中旬ごろにヒナが誕生する予定です。
センターの職員一同、ヒナの誕生を心待ちにしています。
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2023/03/23 ミコトッキーブログ
今期初産卵!!!
今年もぬるっと繁殖期が始まっていました。
今期はBZペア、CLペアといういつもの2ペアに加え、新たに結成されたCOペアも合わせた計3ペアで繁殖に臨んでいます。
COペアは、昨年までCMペアを形成していた786/CC/20メスが、佐渡から新たにやってきた752/CB/19オスと組んで結成されたペア。CMペアは昨年の繁殖期はオスの骨折というアクシデントがあり、不本意なシーズンだったと思いますが、COペアではぜひその志を継いでほしいところです(ちなみに、CMペアのオスだった529/B/14は、骨折も治り、いまも出雲市トキ分散飼育センターの片隅で元気に暮らしています)。
・・・確か、去年のいまごろもCMペアについて同じような紹介をした覚えがありますが、そういえばCMペアももともと旧BYペアの片方を入れ替えて結成されたペアでした。しかし、今回COペアになったことでBYペアとは完全に別物のペアになっています。
・・・な、なにをいってるのかわけがわからないと思うが( ゚Д゚)
ありのまま起こったことを書きますと、
もともとBYペアだったオスと新しく佐渡からやってきたメス(786)が一昨年結成したのがCMペアで、それが昨年、オス(旧BY)が別のオスに入れ替わってメス(786)と結成したのがCOペアというわけなんですね。
・・・な、なにをいってるのかわけが!(略
何かすごい複雑な由来をもつCOペアですが、結果的にオス4歳、メス3歳と、若干ヤングなペアになっており、フレッシュなパワーに期待したいところです。
・・・ヤングとかフレッシュとか一抹の昭和臭を感じてやるせないですが、とにかく若いペアに生まれ変わったということです!!!
・・・という複雑なイキサツもありなんとなくぬるっと始まった今期の繁殖期。
しかし、そうこうしている間に今年も出雲市第1卵が生まれましたよ!
・・・おわかりいただけただろうか・・・
拡大してみると・・・
卵がある!!!
今年の出雲市第1号は、CLペアでした(3月23日初卵)!
現在、この卵は採卵され、孵卵器に入っています。
他のペアでも産卵が見られており、いよいよ今年も繁殖期シーズンが本格化してきたようです。
今年はどんなドラマが待っているのか、ぬるっと見守りましょう( ^^) _旦~~