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2025/02/05 ミコトッキーブログ
気になる網の中身は・・・
お待たせしました!前回のブログの続きをお届けしますね!
果たして、網の中に生き物はいたのでしょうか!?
※前回のブログを読んでいない方は、先にそちらをお読みください。
👆は網の中にいる生き物を探している様子です。
網の中に入った泥や草を白いバットに広げて、手やピンセットを使って生き物を探していきます。
サイズが大きかったり、よく動いたりする生き物は見つけやすそうですが、その逆だとかなり大変そうですよね。
それでは、苦労の末に発見した生き物を一部ですが紹介します!
👆は「コオイムシ」というカメムシの仲間です。
漢字では「子負虫」と書き、卵を背中に乗せて守る習性があります。
ちなみに、佐渡島にいる野生のトキは、このコオイムシを食べているそうです。
そして、👆の生き物は皆さんお分かりですね?
トキのエサとしてお馴染み(?)の「ドジョウ」です!
分散飼育センターで飼育しているトキにも毎日与えていますよ。
このドジョウは季節に関係なく生息しているので、冬場のエサ探しに苦労するトキにとってはありがたい存在なんです。
調査現場へは短時間の滞在でしたが、この他にも「ゲンゴロウ」などの水生昆虫を確認することができました!
冬って田んぼの周辺を歩いてもなかなか生き物が見つかりませんが、“水の中”には意外といるものなんですね~
・・・・・あれ?水の中?
皆さん、冬の田んぼって水が張られていないイメージがありませんか?
そういえば、網を入れていた場所って・・・
あ!やっぱり田んぼの中じゃないですね!
田んぼの脇にある細長い水たまり・・・水路でしょうか?
ということで、次回は生き物調査シリーズ第3弾として、この「細長い水たまりの正体」についてお伝えしたいと思います!