施設案内
Facility-
施設名 出雲市トキ学習コーナー 所在地 〒693-0037 島根県 出雲市西新町2丁目2456-2 入館料 無料 開館時間 3月~11月 9:30~17:00 (無休)
12月~2月 9:30~16:30 (毎週火曜日休館)
(休館日が祝日と重なった場合は翌日休館)年末年始休館 12月29日~1月3日 休館 電話 090-4141-4077 学習棟 出雲市で飼育しているトキのライブ映像を見ることのできるモニターがあります。 近似種ケージ トキの近似種(なかま)であるアフリカクロトキ、ショウジョウトキ、シロトキ、ムギワラトキ、アンデスブロンズトキ、アジアクロトキを観察できます。 アクセス 山陰自動車道出雲ICから東へ車で5分
JR西出雲駅から南へ徒歩10分
朱鷺会館の赤い三角屋根を目印にお越しください。トキ学習棟でできること・出雲市で飼育しているトキのライブ映像(3ペアのうち2ペアのケージにカメラが設置してあります。また、カメラは手元の操作盤で操作でき、ケージ内をいろいろ見ることが出来ます)
・トキや飼育センターでの活動などのビデオ映像を見ること
・パネルやトキに関する本でトキについて調べることトキ学習棟にあるもの・トキ剥製2体(繁殖期と非繁殖期)
・トキ骨格標本1体
・トキの卵標本1個
・パネル(・トキってどんな鳥?・トキの生態・トキの分散飼育・トキの野生復帰・トキと出雲・NPO法人いずも朱鷺21・環境にやさしいまちづくり)
・写真(出雲で生まれたトキ・放鳥されたトキの飛翔実物大写真)
・本
・双眼鏡数個(ショウジョウトキなど観察用)
・擬卵3個
・巣台1個
・千羽トキ(石川県立津幡高校朱鷺サポート隊から贈呈)
・その他漢中市からの贈り物など
・繁殖ケージのジオラマ近似種観察ケージ2つのケージでトキのなかま(近似種)であるアフリカクロトキ、ショウジョウトキ、シロトキ、ムギワラトキ、アンデスブロンズトキ、アジアクロトキを飼育しています。
まず、トキを出雲市で受け入れる準備として、トキ近似種のアフリカクロトキを使って飼育・繁殖の訓練を開始しました。
また、アフリカクロトキより小さく、繁殖が難しいとされるショウジョウトキでも飼育・繁殖に取り組みました。その後、シロトキ、ムギワラトキ、アンデスブロンズトキ、アジアクロトキも加わり、6種のトキ近似種を飼育しています。
平成23年1月にトキの分散飼育を開始してからは、飼育をNPOいずも朱鷺21に委託しています。
トキと同じトキ科の近似種はトキと似た生態を持っていますので、 トキ公開施設で公開されているトキの生態と比較して、それぞれの似ているところ、また、違うところを学習することができます。○アフリカクロトキ・大きさはトキとほぼ同じですが、トキのように冠羽はなく、頭から首にかけて黒い皮膚が露出しています。
・繁殖期は春から夏にかけてで、オス、メスとも白い羽が黄色っぽくなります。
・古代エジプトでは神聖な鳥として崇められていました。○ショウジョウトキ・大きさはトキよりもだいぶ小さく、軽いです。
・トキやアフリカクロトキのように顔や頭部に皮膚の露出はなく、体全体が鮮やかな赤橙色です。○シロトキ・平成24年6月8日多摩動物公園から譲り受けた卵から人工ふ化しました。
・一見するとトキと似ていますが、クチバシの色や頭部の生え際など、トキと違うところがあるのがわかりますか?○ムギワラトキ・平成24年6月8日多摩動物公園から譲り受けた卵から人工ふ化しました。
・翼の色のグラデーションがとても美しい鳥です。光の角度によってプリズムのようにキラキラと輝き、晴れた日などはとてもきれいです。〇アンデスブロンズトキ・令和3年、令和4年に多摩動物公園から譲り受けた卵からふ化しました。
・「ブロンズ」と名の付くとおり、銅のように光沢のある羽毛が美しい鳥です。〇アジアクロトキ・令和3年に多摩動物公園から譲り受けた卵からふ化しました。
・アフリカクロトキ、シロトキと同様に、白を基調とした羽毛ですが、頭部は黒色の淡さや顔つきなど、ところどころ違いがあるのがわかりますか?
・「アジア」と名の付くのとおり、水墨画のような濃淡のある黒と白のモノトーンが目をひく、東洋的な美しさを持った鳥です。飼育羽数アフリカクロトキ 11羽 ショウジョウトキ 7羽 シロトキ 2羽 ムギワラトキ 1羽 アンデスブロンズトキ 4羽 アジアクロトキ 1羽