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2026/05/18 ミコトッキーブログ
待ちに待った今年初のふ化!
令和8年5月12日、今年初となるヒナが生まれました!
昨年に続き5月中旬での初ふ化となり、3月に初ふ化が確認された多摩動物公園などの他の分散飼育地に比べるとかなり遅めではありますが、今年も無事にヒナの姿を見ることができてほっとしています。
ちなみに、今回はかなりの難産でして、その模様をお伝えしたいと思います。
過去のデータから、産卵してからふ化するまでには約28日かかるとされています。
産卵後約28日経つと、通常であればヒナが自分のクチバシで卵の殻を割る「ハシウチ」と呼ばれるふ化の前兆が見られます。

↑ハシウチが確認された卵(過去の写真)
しかし、今回生まれたヒナにはハシウチがまったく見られなかったため、飼育員が殻を少し割ってあげることにしました。
殻を割った後の様子がこちらです。

ヒナの顔や体を針で刺してしまうと大変なので、まず卵の端っこの安全そうな部分に穴を開けて、そこから少しずつ殻をむいていき、クチバシを出してあげました!
この状態にして、あとはヒナが自力で殻を割って出てくることを期待したのですが、1日以上経っても何も変化がありませんでした・・・
そこで、ふ化前日の5月11日の夕方に、飼育員がさらに殻を割ってあげることにしました。

ほとんど頭だけ殻をかぶっている状態になっています。
なんとか自力で顔を出してくれ~!と祈りながら夜を迎えたところ・・・

翌朝出勤した飼育員が、自力で殻から出てきたヒナを確認しました!
ハシウチが全く見られず、少し殻を割ってあげても全然動きがないので、ヒナの体調面がかなり心配でしたが、鳴き声をあげながらよく動いているのでひとまず安心しました。
皆さんご存じのとおり、来年の初夏にはここ出雲市でトキの放鳥を行う予定です。
今年生まれた個体は、来年出雲市で放鳥される可能性があるので、出雲生まれのトキが出雲の空を舞う姿を想像しながら、大事に育てていきたいと思います!
ちなみに、ふ化する可能性がある有精卵がまだ複数あるので、今後どんどんヒナが増えていくかもしれませんよ~!